若いうちから挑戦できるフィールドがある

Department
大阪営業部

profile
岩垣 久悟 Kyugo Iwagaki
2019年 新卒入社

担当している業務を教えてください

営業マンとして主にメーカーや商社に対して輸出入プランのご提案からフォローまでを担当しています。割合としては既存70%、新規30%くらいの比率です。また当社では営業マン2人にアシスタントが1人ついてくれていますので、たくさんのサポート貰いながら進めています。

営業マンとしてお客様の希望に沿った輸出入プランをご提案することはもちろんですが、国際物流は利害関係者が多く、また関税や輸出入規制など複雑なところがあるため、様々な要素を考慮に入れてご提案することを心がけています。

また、ただ受注したら終わりということはなく、貨物が目的地に到着するまでのフォローも大事になります。国際物流は日本国内だけではなく、貨物が海外にある時間も長いため、お客様は大事な貨物が無事に輸送されているか不安を感じられています。ですので、現地事情や情勢を調査して報告したり、輸送状況を細かくお伝えしたりといった細やかなフォローをすることがお客様からの信頼につながります。

信頼していただけるようになると他にも案件をお任せいただけることがありますので、継続的にお客様と向き合っていくことを大事にしています。

入社理由を教えてください

就職活動では「海外と関わることができる」というところに軸足を置いていました。大学生の時に留学を経験したこともあり、いつかは海外駐在をしてみたいと考えていました。

最初は商社中心に選考を受けていましたが「世界と関わる」と考えた際に「貿易」をサポートする国際物流に行きつきました。その中でもフォワーダーはメーカーや商社、小売に対して最前線で貿易をサポートできることを知り、魅力に感じました。

エーアイテイーは大阪に本社を置いており、従業員も300名程度と若いうちから活躍できそうなところにも魅力を感じて入社しました。

(海外と関わることはできていますか?)
そうですね、叶えられています。私は中国・東南アジア以外にもアメリカやメキシコの案件も担当していまして、そうなると中国現地法人との連絡はもちろんですが、アメリカ・メキシコとのメール連絡も行うため、海外と関わっている実感があります。ただ、日常的に英語を話すわけではないので、語学力を最大限に活かしたい方にはミスマッチかもしれませんね。逆に言うと、語学が苦手な方でも問題なく営業活動ができるので安心してもらっていいと思います。

職場の雰囲気、労働環境を教えてください

職場の雰囲気は、ガヤガヤしているというよりは落ち着いていると思います。メリハリがある感じで、作業するときは集中してできていますし、相談事があれば上司や先輩と気軽にコミュニケーションが取れています。

営業部でいきますと有給休暇が取りやすく、残業もほとんどないのでワークライフバランスが取りやすいと思います。

(有給はどれくらい取得していますか?)
だいたい月1回くらいのペースで取得しています。

印象に残っている仕事やエピソードを教えてください

今年になって初めて挑戦したアメリカへの輸出案件をなんとか成功させたときには一皮むけたなあという実感を得ることができました。

ある日に部長から「新規で輸出案件やってみるか?」と言っていただいたことがきっかけでした。去年までは中国を中心とした輸入案件ばかりを担当していたこともあり、勝手の違う輸出案件は初めての経験で不安でしたが、挑戦してみたいという気持ちが勝り「はい!」と答えました。

そこで部長と相談しながら営業リストを作成し、アポイント取得から始めました。無事にアポイントを取得して案件受注となったのですが、お任せいただいたのはアメリカへ工業機械を輸出する案件でした。

中国・東南アジアからの輸入案件を中心に伸びてきた当社には、まだノウハウが少ない分野で、特にアメリカは24時間ルール※1やISF※2といった複雑な規制があるため、社内外の色々な人に聞いて、それでも分からないところは自分で勉強しながら進めました。結果としてなんとか無事に案件を終わらせることができた時には成長を実感し、社内でもノウハウが少ない部分に挑戦させてもらえたことで営業マンとして自信を得ることができました。

この仕事のやりがいを教えてください

世界情勢と密接に関連していて影響範囲の大きさを感じられるところです。RCEP等の新たな経済連携協定が発効されると関税率に影響が出るなど、業務に影響が出ます。こういったところにはスケールの大きさを感じます。

また、自分が輸入に関わった商品を街中で見ることができるところには自分が介在している価値を感じます。ただ、同時にフォワーダーはお客様に代わって輸出入のほとんどを一貫して担うので、お客様の希望する納期に間に合わせないと機会損失に繋がってしまうという責任の大きい仕事でもあります。そのため責任感を持って日々、仕事に取り組んでいます。

※1 24時間ルール
米国に輸入される海上貨物及び米国を通過する海上貨物について、米国税関庁宛てに、米国港に入港する本船が積地を出港する24時間前迄に船積情報(マニフェスト情報)を提出することを義務付けるルール

※2 ISF
米国税関・国境警備局(U.S. Customs and Border Protection / CBP)により 2010年1月26日施行の物流セキュリティー規制の一つです。米国向け貨物については輸入者もしくはその代理店より米国税関・CBPに対し決められた10項目 (ISF-10)の情報提出が義務付けられている

←インタビュー一覧に戻る
TOP